4コマオブザイヤー2011、開催中です。嬉しいことに、目標である60人を突破しました。今年一年4コマレビュアーとしてダラダラやってたのも少なからず影響していると思うので、読んでくださった方取り上げてくださった方に感謝したいと思います。君に会えて良かった! 君のことが好きだから!
現在は集計作業をそこそこに、候補作に去年同様コメントをつけているところです。現時点で1位と2位が1、2票差しかないためこれからの参加者が首位を左右する可能性が高いです。あと1週間足らずですが、参加をお待ちしています。で、今回は私の3選を発表したいと思います。
【新刊部門】
なんちゃってロボ4コマ。今年のベストオブベスト。山東ユカ作品の中でも最も好きです。ロボで歪な存在ながら、可愛くも愛おしい存在であるクォークは愛さざるをえない。ある種、山東ユカのキャラクターが備え持つ"変人性""異常性"が最もプラスに働いた作品であり、全く嫌悪感も違和感もない。どのキャラクターも発育が普通より良くて巨乳である意外は平凡すぎるヒロインを除いては、どのキャラクターも変人で異常で愛おしい。「キャタピラー欲しいよー。」は屈指の名言。今んとこ私以外に一票もないけど超好きです。読め(どーん)
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20110413#p1)
なんちゃってピアニスト4コマ。タイトル、単行本デザイン、ストーリー全てにおいて秀逸。天才ピアニストのレミと秀才ピアニストのソラの対比が熱く切なく面白い。ソラがレミの存在に負けていた感情を払拭させピアニストを志す、それはレミという存在を乗り越えようとする回は大名作。そこには一般漫画のようなドラマチックやカタルシスはないが、間違いなく読む者に訴えかけるなにかがある。かるーいコメディ4コマとしても大好き!
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20110721#p1)
なんちゃって書道4コマ。単行本デザインからカラー、作風までとにかく限りなくポップな作品。竹書房のエロ漫画雑誌からこんな素敵な萌え4コマが出るなんて奇跡すぎて奇跡すぎて。雑誌がメジャーでないこと、1巻完結であることから地味な印象しか残せていないのが悔しい。独自的な形の枠を使用しているなど、なかなか実験的な要素もあり面白い。"先輩の引退"というラストで締めくくられる1巻完結ならではのラストにはちょっと感動。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20110427#p1)
ご覧のとおりですが、やはり好きな作品なだけに熱心なレビューをすでに書いています。基本的に萌え系が好きな割には3作品ともファミリー系なのが意外ですね。今年は新刊のみに限ると16本のレビューを書きました。だーかーらー、ぶっちゃけ新刊3作品とか少なすぎるわけで。思わず主催者出てこいよ、と怒鳴り込みたくなります。いや、私ですけど。特に『でり研』『ホイップノート』『セカイ魔王』『パンむすめ』辺りは正直最後まで悩みました。でも、選んだ3作品も大好きなだけに後悔はありません。大好き!
【既刊部門】
GA -芸術科アートデザインクラス- (4) (まんがタイムKRコミックス)
posted with amazlet at 11.11.03
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20111103#p1)
くすりのマジョラム (2) (まんがタイムKRコミックス)
posted with amazlet at 11.09.29
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20110928#p1)
ふぃっとねす 2 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
posted with amazlet at 11.12.16
(参考:http://d.hatena.ne.jp/hachinohe/20101204#p2)
と、いう感じで今年も多くの面白い4コマ作品がありました。さて、私以外はどうでしょうか。それは4コマオブザイヤー2011で発表できれば、と思っています。〆切は12月20日となっていますので皆様宜しくお願いします。では、年内の更新が結果発表含めて何回あるか分かりませんが、また次回お会いしましょう。