音楽87 『カバーの女の子(前編)』

つじあやの『COVER GIRL』の感想でも書きましょうか。まずは東京。特に印象に残った曲を特筆。
新しいような、古いような色々な表情がのぞかせる東京サイド。パレードでまさにお祭りだね。
『黄金の月』は淡々としてますね。抑揚が少ないから淡々と夜の風景が姿を覗かせます。でも暗い歌には聞こえない。
改めて『パレード』を聞いたんですけど、「シュガー・ベイブ」のバンドサウンドとは違くお祭りが見えます。雰囲気がちゃうねん。



奥田民生とデュエットした『シャ・ラ・ラ』は二人の声がほんと聞きやすい。
それぞれのソロパートと二人が一緒に歌うところが素晴らしく素敵。ネギちゃんの声が大人っぽくてしぶい!
原曲の暖かい雰囲気そのままに二人の声が新たな魅力を昇華させてますね。民生の飾らないギターがいい感じ。


『ラブレター』は本当に泣ける。
爆音でパンクなカバーしかできない方々に聞かせたいです。本当にこの曲は暖かくてせつない。
んで、あらためてつじあやのの歌声を聞いて思ったんだけどクセがないね。
女性歌手っていうとクセがあるもんだけど、本当に聞きやすい。だから暖かい歌は暖かく、せつない歌は本当にせつなく聞けるんだね。