音楽91 『カバーの女の子(後編)』

つじあやの『COVER GIRL』の感想でも書きましょうかの後編。そして京都。特に印象に残った曲を特筆。

古きを尋ね新しきを知る京都サイド。つじあやのの原点、そんなチェリー時代が見えてくる気がします。

どの曲もどこかせつなく、暖かく、聞いてる時の気分で明るくも暗くも聞こえます。1曲1曲が長くないので聞きやすいすね。




『チェリー』は元のスピッツの原曲のアレンジに慣れすぎてるせいかちょっといまいちですね。
『悪魔のふりして〜』のところの後がピアノのアレンジがなくて、間髪いれずに歌なのがちょっとばかしもの足りないです。
『結婚しようよ』はよしだたくろうの暖かい歌の雰囲気の延長線って感じです。
どの曲も(愛の歌はこの中ではちょっと異質に感じた。歌謡曲のイメージが強いだけに)聞いてて飽きないにゃあ。



どの曲もチープなウクレレだけの演奏が曲を際立てて凄く良い。こんな曲があるんだなぁ、と不思議な曲が多くて面白かったです。
ほんとほんとお世話になりました。良いCDに出会った。名盤と言えますね。でも。次はオリジナルが聞きたいな。