100 『100だよ!』

100ですが、普通に漫画の感想です。なんか100らしい企画文でも書きますかな。


いばらの王 (6) (ビームコミックス)
いばらの王岩原裕二』全6巻を読む。連載開始当時は読んでいたが、あらためて全部読んでみる機会があったので読みました。
序盤しか読んでなかったので通して読んだら凄い面白かった。丁寧に伏線を張ってるし、味方も敵も良い味を出してる。
全体を通してカスミのささいな描写が可愛い。あとおっさんが好きですよ、俺おっさんキャラ本当に好きだね。4巻の最後とかカッコええ。
アリスも切なくて良かった。で、カスミの最後は「ん?」感がやっぱり。ネタバレですが自分の記憶を捏造してる系って結構多いですな。
最後は微妙にヒッカカルけど(分かるけど、正直分かりにくい。微妙に分からない点も。)ハッピーエンド、なんだろうけどアリスとシズクは…。
なんだかありがちなオチの点も含めて、作者の言うとおり極上のB級作品として十分満足!


硬派な本編と比べておまけの絵が凄い可愛いんですよねぇ、それだけにもっと見たかったですね。満足満足。
月刊ビームは本当に良いB級作品を生み出してる。アフタヌーンに比べると弱いけど、頑張ってほしい雑誌。頑張りすぎなぐらい頑張ってるけど。