漫画な話149 『ハッピーカムカム・のだめカンタービレ』

ハッピーカムカム 1 (まんがタイムコミックス)

ハッピーカムカム 1 (まんがタイムコミックス)

まんがタイムジャンボで連載中、もとい次回最終回の4コマ漫画。家庭的部という家庭的な女の子を目指す部員達の日常。他の漫画に比べると少女漫画らしいタッチが特徴的です。
メガネ・マスコット・男まさりというポジション、メインが5人とGAに立ち位置が似ています。ある種、典型的な構図が出来ているので安心して読めて面白い。裏切りがないです。
GAのノダちゃんもそうだけど、私はとにかくマスコット系のキャラが好きすぎる。ちっちゃくて可愛い子。ライジングインパクトのパーシバルとか、魔法のじゅもんののぶことか。
(と、脱線したけど、この漫画のツボはそこではなく。いつかキャラクターマスコット論は書こうか。今思いついただけで、他の漫画のマスコットキャラは思いついてない。
最近は4コマでも絵が稚拙、構図に乏しい、個性があまり感じられない漫画が多い中で輝いている漫画だと思います。少女漫画らしい部分は絵だけでなく話もそう感じます。
作者が女性だから、という事もあるのかコントで進めていくというよりは、女性的なキャラクターの個性を生かしたエピソード勝負という感じで新鮮。5人のバランスも良いしね。
冒頭で書いた通り、1巻が出た次の号で完結。2巻は1巻の売り上げ次第になるそうです。作者さんのコメントを見て納得はできたけど、またこの作者さんの漫画が読みたいものです。
のだめカンタービレ(22) (KC KISS)

のだめカンタービレ(22) (KC KISS)

最新刊。のだめの初コンサートからピアノを諦めるまでを収録。はっきりいって、のだめの話は面倒臭い。千秋と違って前に進む上での悩みじゃないし、周りが優しすぎる。
この後におよんで満足して燃え尽きたエピソードやられても「前にもやったし」という感じ。面白かったし、次の巻も楽しみ。でもミルヒーとオクレ先生の対面は良かったです。