音楽16

『OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS』奥田民生のレビュー。その2。


『さすらい』『月を越えろ』『マシマロ』『The STANDARD』『CUSTOM』『花になる』『へへヘイ』『まんをじして』までのシングルを収録。
2枚目は全体的にバラエティーに富んだ内容となっております。私は2枚目のほうが好きです。


PUFFYのカバーでライブでも人気が高い『海へと』をついに収録。PUFFYよりロックになってます。
私もライブで聞きました。カバーするとPUFFYでもなんでも民生の曲になるから素晴らしいです。


ハイテンションなロックナンバーが続いた後のCDテイクとは異なる『ワインのバカ』ジャズピアノver。
CDテイクはギターですがこっちはサックスとピアノがメインになってます。
通常とは違う魅力が出てて素敵です。タイトルは『イワンのバカ』のパロディで民生色全開ナンバー。


ユニコーン時代のソロ『健康』 涙が出るほどしみます。
そして『103』ドラゴンバージョン。「アチョー!」とか言ってます。アルバム収録より断然聞きやすくていいです。
この『ワインのバカ』『103』がCD音源と異なっていてかなり聞きごたえがあります。
それに『健康』を加えた個性的な曲が2枚目を「バラエティーに富んでる」と思わせるのでしょう。
そしてファンに人気が高い『近未来』極太ロック『手紙』 そして最強のバラード『CUSTOM』で締めくくります。


初めて聞く人にも非常に薦めやすいハイテンションナンバーからバラードまで収録しててかなり楽しめます。
奥田民生ってどんな音楽するの?」という知らない素人も「ああ、これが奥田民生なのか。」
そんな彼の深い引き出しの音楽が堪能できるアルバムです。
ライブ盤でありながらCDと変わらない高い演奏力が誇る素晴らしい『ライブベスト』でした。


(余談)しかしファンにかなり人気が高い『メリハリ鳥』をDVDにもこちらにも収録しなかったのは何故だろうか。
ちなみに私が行ったツアーではアンコールで演奏されるはずだったが、例外で演奏されなかったため未聴である。
聞けば聞くほど彼のライブに早く行きたくなる。しかし、約1年弱彼はツアーも新譜も発表してない。
とは言っても、O.P.KING、ジョンレノンライブ、フェス、イベントと1年間ずっと活動していますが・・・。