日々338 『夢の日々よ』

友人達と渋谷のシネタワーで『ローレライ』を見てきました。
友人が「渋谷のどの映画館かワカラネー」とか言い出すので渋谷の本屋のぴあで調べるはめに。めんどかった。


それはともかく『ローレライ』 客は全然落ち着いてて楽に席も確保して見れました。
ちょっと説明が足らない部分が多いし(特に潜水艦の説明)見てて苦しい部分が多かったですね。
朝倉の考えてることと行動も弱かったし(幹部全員殺すべきだろ)、なにより動機の説明不足。そこらへんが見てて苦しかった。


なによりも見てて良かったのはピエール瀧扮する鬼軍曹。好きなのを別にしてもかなりいい演技だったと思います。
特に石黒賢(怪しい演技が良かった。)との相打ちの台詞「大人げねぇ…」この台詞は震えがくるほどカッコよかった。
その後「死んだのかー!」と思いながら見てた。石黒さんは治療されてるのに瀧は出てこないんですもの(生きてて良かった)


ぶっきー(妻夫木聡)も役所広司 も良かったし密室の中でゴタゴタやってるわりには分かりやすかったし良い演技だったと思います。
でも潜水艦の設備はもうちょい説明いれるべきですね。柳葉敏郎が死んだところの意味が分からんし(分かるけど理屈がさぱーり。)
穴もあるけど(見てて疲れるところや分かりにくいところも多かった)気持ちよく最後まで見ることができた名作だったと思う。
なんにしても脇を固めてる俳優がいいわなぁ…。それに尽きる。小野武彦も魂こもった渋い演技するねぇ。


その後は渋谷でお買い物。古着とか買ったよ。