日々611『レポート ザ・プラン9単独ライブ『Earth コントStyle〜足痛いのに頑張った〜』』

ルミネtheよしもとザ・プラン9単独ライブ『Earth コントStyle〜足痛いのに頑張った〜』の内容に関するレポートを書きます。
ネタバレありあり(設定に関するネタバレで、酷いネタバレは少ない。)なのでご注意を。めっちゃ長いです。イェイ!


グッズはCDを期待したものの、再販も新譜もないようで残念。TシャツもLサイズがないので断念。よって何も買わず。
入場してみると、意外とルミネは狭くてちょっと意外。一番後ろの席でしたが見るのにはそんなに困りませんでした。
しいていうなら顔芸がよく見えない、というのはありましたね。なだぎさんの顔芸が見えないのは結構致命的な気がしなくもない。


開始。OPの演出はカッコよろしいのだが、遅れて入ってくる人にちょいイライラ。会場は時間の問題があるのでしょうがないのでしょうが。
OPの映像と共に流れるOP曲がなんて歌ってるのかまったく分からないが凄いカッコいい楽曲。映像もえがったし、こういうのがプランはいい。
まず『少年は走った』というドキュメントが流される。前回のマンションと同じで登場人物の一人が次のコントに出るという形。


【1st.スクープ】
与党(なだぎ)・野党(久馬・鈴木)に分かれて本会議ならぬゲーム合戦。ゴエは司会、ギブソンは新聞記者。適材適所な役割。
かなりアホなコントで政治大喜利は面白かった。なだぎさんの『日本の映画をすべて山本晋也が監督』は後で繋がってアドリブじゃなかったのは驚いた。
鈴木つかさの「ゴリラを飼う」「牛を飼う」はアドリブじゃなかったらひどすぎるw


【2nd.キャベツはどうした】
前回のなだぎさん演じる映画館のビデオ版。三作やりましたがパロディという感じではなくほぼオリジナル。
愛と死をみつめて』のパロディの途中で、前回本公演『7-8×4月』のゴエ演じる貴公子がいきなり登場で笑い転げたw 一番笑ったのこれかも。
最後の『病院へ行こう!〜お花畑でインプット〜』(タイトル曖昧)のオチにはぶっ飛んだ。さすがキャベツはどうした…。説明はあえてしません。


【3rd.愛にかける橋】
なだぎ、久馬演じるデュオが署長・ゴエと刑事ギブソンの署に一日署長に来て…。これは前の映像と繋がってなかったような。
ラストのオチが「プランらしく、あっさりいくな」と思ったぐらいで特に記述せず。なんか短く感じましたしねぇ。


【4th.擬音祭】
鈴木が頭をうって擬音から他人の本音が聞こえるようになって…。これも個人的には他のに比べちゃうとイマイチでしたかね。
雰囲気はまんま前回のええ笛。他人のブラックな本音が見える、というのはプランらしいな、とは思いましたが。久馬さんの記憶が薄い。


【5th.勝子抄】
アオいアオいアオい空が舞台、ということで多くは語らまい。関係ないけどなだぎさんの禁洒法ギャグは笑えましたよ。
勝子の登場に尽きるんじゃないだろうか(自分はまだ本作品を見てないが、存在は知ってた)縦横無尽に大暴れ。
しかし鈴木の高校生は年を感じさせません、さすが童顔。「みんなのアイドル KA・TSU・KO♪」が面白すぎ。早くDVDで見たいなぁ。
覚のキャラはサイドストーリーがあってもおかしくないもんね。久さんのは破綻的だから作りようがないし、ここでも二人の違いがでるよね。


【6th.お葬式】
妊娠した妻のかわりに葬式に来たゴエだったが…。これはプランらしさ満載で最後は客の悲鳴で終わるというオチに注目。
なんといってもギブソン演じる「ひょひょ」が注目でしょうか。こんなに「ひょひょ」がしゃべるとは…、恐怖だよ、恐怖。
勝子、ひょひょと連続で続くのはギブソン祭かと思うぐらいでした。濃すぎますよ、このキャラが続くと。ラストのギブソンの表情は…。


【FINAL.足痛いのに頑張った】
この流れが好きだ、全ての糸が一本になる瞬間。


一番面白かったのはキャベツはどうした、ですかねぇ。単純に笑いどころも多い&ボケ連発で面白すぎました。
ゲストキャラが妙に多いのは若干気になりました(ファンには嬉しいでしょうけど)ファンサービスなんでしょうかねぇ。
いやはやブラック有り、爆笑有り、恐怖有り、と素晴らしいコントライブでした。DVDにもなるだろうし、来年も見たいですね。


それぞれが一番良かったキャラは…。
お〜い!久馬=カメラマン(映像・足痛いのに頑張った) お葬式 浅越ゴエ=野球選手(キャベツ) なだぎ武=教祖(勝子抄)
鈴木つかさ=政治家(スクープ) ヤナギブソン=勝子(勝子抄) みんな良かったけど、久馬さんとつかさは絶対的なのがなかったなぁ…。