日々866 『レポート ダークナイト』

劇場欲が沸いてしまったため、悩んだ結果『ダークナイト』を見に行く。「スターウォーズ」か「カンフーパンダ」でも良かったんですけど。両方アニメ。
実を言うと私は前作のビギンズも殆ど見てなくて、過去のバットマンもあんま覚えてなかったんです。正直続編というのもあんま知らんでして。
だから殆ど予備知識を入れないで見てみました。ちなみにTOHOは1年ぶりぐらい。クレヨンしんちゃん以来ですね。どんだけ単館多いんだ。


バットマン』のイメージが固まっているのでキャラクターの関係が若干分からなくもありますが、それほど違和感なく見れました。
想像以上に内容はハードな上に重い。内容たっぷりで面白いんですけど、見終わった後に色々と考えさせられる映画。
今までのシリーズみたいにバットマンがヒーローとして悪を倒す、ってだけじゃなくてバットマンの存在とか、悪と正義の境目とか。


ジョーカーの存在が際だってて久々に憎たらしくなる悪役! 久々に最高にぶち切れてる悪役。最後は吠えてるだけ、に見えてくるのが残念。
「正義も悪に染まる」「希望を持たせる」を両立させようとした結果が中途半端になってしまった感も。検事さんの変貌も早急すぎたし。
ちょっとその辺が散漫になってしまった印象。アクションも相当見づらい場面も結構ありましたし「え、これなにしてんの?」みたいな。


それでも3時間を飽きなく観られたのが凄い良かった。何回も山を持ってくるし(それで最後が食傷気味なのも確かですが)
最近観た映画ではホット・ファズとは全然違う映画でしたがこの映画も相当良かった。この前地上波で放送してましたけど「ビギンズ」のほうも観ようっと。
本当はテネイシャスDを見に行こうかと思っていたんですが深夜しかやってないのでやめたのでした。いつ観れるやら。