日々895 『JUNK枠改正は深夜ラジオ衰退の証か』

TBSラジオバツラジが終了。パーソナリティーである宮川賢の喋りは軽快で面白く、番組内でも「王様」と呼ばれるほど聴衆率を稼いでいる番組だった。*1
この番組が5年間を経て終了することになった。マンネリもあるかもしれないが、その理由は「生放送はお金がかかる」という理由らしい。
それが示すようにJUNK2は0時に移動、JUNK0となる。SWなど除いて原則として収録番組となるという。一部の番組を除いて生を守ってきたのに残念だ。
個性的な作家の繰りなす音遊びは他の番組ではあり得ないものなので聞けないのは残念。ラハイナ、だーいし、サトケン…。


それに、今の0時台は芸人の第二の主戦場状態になっている。特にラジオの冠を任せられる芸人には特にそうなのではないだろうか。。
木曜日にケンドーコバヤシがくるが、彼は準レギュラーであるアメトーークに出ない選択をしたことになる。それも残念だ。
加藤浩次がJUNKに昇格するが、「Deep A」の関係の昇格だと思われる。しかし加藤一人での番組で2時間は厳しいと思うがどうだろう。


生放送で経費がかかり番組の数字が取れても続けられなくなる…。深夜番組が全て収録になる日も遠くないのではないだろうか。
FAXだけでなくメールでより近くなったパーソナリティーとの距離は遠くなっていくように感じる。深夜番組こそラジオという人にはツラい。
3時からが垂れ流し放送になるように、そのうち全てが「深夜番組はいらない」とならないだろうか。どんどんお寒い時代になる気がしてならない。
今回の枠改編は過去最低に近いんではないかなぁ…。地方には関係ないし、聞きやすくなったという人もいるかもしれませんが。

*1:最近の数字は知りませんが