日々907 『レポート サンドウィッチマンライブ2008〜新宿与太郎行進曲〜』


サンドウィッチマン単独は一年ぶり。シアターモリエールから会場が変わると思いきや、公演数を増やしてそのままの会場なのは偉い。
100番ぐらいでしたけど、全然悪くない席で見れるんですよね。ただ最前列の方の頭で殆ど床が見えないのは如何なものでしょう。


『OPコント』
刑事とマンションの住人。コンドームを大量に床へ落とす、というコントなんですが床がまったく見えないのでイマイチ気味。あんまりオチてなし。


『漫才』
ピンマイク付きでの漫才は声が大きすぎて聞いてて違和感。緊張してるのかあまりキレがなかったなぁ。初めて見たネタなんですけど。
タバコ・テレフォンショッピングと二個のネタでしたが、去年みたいに一つずつ分けてやっても良かったんじゃないかなーと思いました。
富澤氏がテンパってたり、声が上ずってたりしたのでテレフォンショッピングは本気で焦ってるように見えました。


『メガネ』
メガネを買いに来る伊達と店員富澤コント。こういった組み合わせはお家芸ですね。これも初見、というか全部初見です。
基本的にメガネのモノボケ。今回は言葉で笑わすダジャレ系のネタもあったけど、小道具に頼ることが多かったと思うんですが。
「汚いのかと思った」「やり方がですか」とか一つのボケを言いたいがために、あんまり意味がないやり取りも少し気になりましたね。


『ラブホテルにて』
うーん、これも一発ネタぽくてイマイチかも…。なんか間延びしちゃってましたし、姿隠して最後になんか仕込んでるのかと思いきや拍子抜け。
大声を出す件とか全体的に滑り気味なんだよなぁ…。部屋紹介とか面白いんだけど、なんか全体的に物足りない。


『怪我をしている男』
もう道具というかモノボケ多いな、という視線で見てたから…。これは伊達氏が考えたアドリブコントらしくボケが逆で新鮮。
足立区住民としては北千住から南千住という単語に反応。


『美容院』
このコントで一番面白いのは予約の部分ですね。十人で予約、伊達を指名は笑ったなー。このコントと哀川調がトップか。


『哀川調』
前回の相川超の続編的コント。これも小道具を使った強引さが目立った。


蕎麦屋
ラジオは知らないが。秋本康の要望でのコント。結構受けたところで切られてて「?」な印象ばかり残る。


ハチワンNG集』
この映像はカーテンコールの後で嬉しかった。この中の富澤氏の見事な受け身が一番笑えたんですよ。なんだろうなぁ。


今年の単独は少しパワー不足を感じました。忙しい中で新ネタ含めてこのボリュームは偉いですし、十分かもしれませんけど。
正直、去年が面白すぎたのもあるし、露出度が上がってちょっとハードルが上がってしまったのもあるかな、と。全体的に満足ですよ。
ただ心の底から笑えたのは少なかった。NG集の見事な受け身が一番笑ったものなぁ。まぁ、来年も楽しみなのは変わりなし。