漫画な話124

今年は色々レビュー書いていきたいね。レビューは紹介、感想は感想。あまり違いは考えてません。


たかまれ!タカマル (6) (Beam comix)
ファミ通にてついに『たかまれ!タカマル』が完結。近藤るるる先生では『天からトルテ!』に続いて長期連載になりましたねぇ。こんなに続くとは、という感じですが。
「また勘違いか(※告白や恋心をスルーし続ける展開が繰り返され続けた件)」「業界話はええねん(※思い出したように挟まれる)」と評価が分かれる部分も多かったですが。
「時々イラッとくる」「先が見える」というベタな話や微妙な展開も多かったですが、幸知さんのような「ぽっちゃりで可愛いキャラ」が生まれたのは奇跡ではないでしょうか。
「アバラ」と言われ続けた正当派ヒロインを倒してタカマルを勝ち取る、というのも漫画史に残る貴重な展開だったと思います。まぁ、色々まどろっこしかったけど。
黒田以外は落ち着いて、理想的な最終回だったのではないでしょうか。成長したタカマルがコースケ化しているのは置いといて…。
しかし、高校生でチミッ子だったタカマルが成長しすぎではないか。幸知さん可愛いとか桃さん髪下ろしてるー、黒田達変わってない。とか色々感慨深い最終回。
ただの全員集合じゃなくて、蓮沼先輩が医者になってたのは良かったですね。「受験失敗エピソードは酷かったなぁ」とか色々思い出しました。
(漫画にコピーが多いとかはこのさい置いておこう。表紙の塗りが微妙とかもこのさい置いておこう)


しはるじぇねしす 1 (MFコミックス アライブシリーズ) 天からトルテ! 新装版 1 (ビームコミックス)
『タカマル』は過去の連載のキャラクターが大量に出るのでるるる版大甲子園として楽しんでましたがプロレス編を最後にパッタリ出なくなり残念。
『天からトルテ』も天使のと戦いとか半端に終わってしまった印象があるので別のテイストで読んでみたいかも。それが『しはるジェネシス』ですかね。
ファミ通での連載はページが半端で展開が遅く感じるのが難点ですかね。個人的には月刊ビームでもう一本持って欲しいのが希望です。
『しはるジェネシス』に関しては面白いので是非長期連載にして欲しいところでしょうか。現時点で4巻まで出てるので、どこまでなら長期かはともかく。


ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)
ゆるめいつOVA化。「アニメ作って雑誌の価値上げる、新たなジャンル参入」みたいな意図でしょうか。誰が得をするのか微妙な決定ですもの。
「地上波の枠は取れない…。作るからには売れないと。それには他の土俵でも(ある種、オタク的な)ファンがついてるさっきゅんしかいない…」
…みたいな意図が見えるんですが。芳文社みたいな萌え系で売れそうな作家さん。看板作品なら他にもあると思うんですがね。
でもこれが売れれば『らいか・デイズ』とか、看板を貼ってる人気作品を「とりあえずOVA」で作りやすくなるんじゃないでしょうか。