ドラマ7 『天地人:第4話「年上の女性」』

一行あらすじ

兼次とお船の交流。信長から屏風が送られるが上杉家への挑発だと兼次は考える。屏風の礼の使者に兼次は志願するのだった。

○景勝の活躍
主人公である直江兼次がいないからでしょうが、上杉景勝の初陣であるのだから合戦シーンを少しでも見たかった。
戦に行くことができなかった兼次と同じ気持ちで視聴者は見れるけど、言葉だけで説明されても臨場感がありませんよね。
特に景勝と影虎が比較される中、口下手で景勝の魅力が見えないので戦場での活躍を見せる事は必要だったんじゃないかな、少しでいいから。


今回は最後の「俺のできない事を代わりにやってくれてる」という台詞が良かったです。この二人の関係性を表わしていますね。

○上田衆
初めは年齢差から違和感ありましたが東幹久演ずる又吾郎に慣れてきました。兼次とのコンビは良いですね。屋敷に屏風を見に行く時のはしゃぎっぷりが可愛い。
兼次がいないと纏まらない、というのがまだ見えないので交流を描いて欲しいところ。個性的な面々ですので、他の人の活躍も早く見たいですね。


○影虎と華姫
武田信玄』での信玄妹もそうですが、こう近親が嫁いで後に悲劇的展開に繋がるというのは観ていて酷く切ない。
この二人の家督争いはドラマ前半のクライマックスでしょうから、幸せや葛藤を徐々に描いていくんでしょうね。


○初音
長沢まさみの好演が光る。ほんの少しの出演でしかなかったのにかなりの存在感と、同じ快活系でありながらお船とかぶらない。
あんまり演技を観たことがありませんでしたが、今後に期待できそうですね(どちらかといえば現代人なのが気になりますが…)


お船
大河の「年上の女性とウニャウニャ」ってもはや恒例よねーん。もはや見たことがあるキャラクターにしか見えません。