日々996 『人生画力勝負 第二部 西原理恵子VS国友やすゆき』

書かないと後回しになって記憶も薄れていくので書いていく事にします。
休憩15分挟んでスタートしました。

第二部は再び八巻・西原コンビでのトークからスタート。

http://ameblo.jp/saibararieko/page-7.html#main
八巻「これ見て気になったんですけど」
(ブログ参照)
西原「書いたら真面目な謝罪文が来て、改善といたしまして目をノリから昆布に変えるんだって」
(一同苦笑)

続いては再び漫画を見ながら「寝違え三人衆」についてのトーク

西原「柳沢さんは呼んでも来てくれないし、三田さんは小学館と喧嘩してるし」
八巻「喧嘩はしてません!」


西原「さっきポッケにエンピツ忍ばせてましたよ、下書き用に。はじき飛ばしてやりました。国友先生はこんな人前で書くなんて思ってなかったんだって。中華料理屋かなんかでパパッと書くと思ってたんだって。本気で勝ちに行きますよ!!」

私のデジカメのバッテリーが限界に来たので国友先生編はあまり写真が撮れてません。この編では国友先生の過去の漫画での紹介。私の後ろの方が「知らないんだよね」と言ってましたので、会場もそういう人が多かったのかもしれません。私もそれほどは詳しくないので(ガンバと書いてあったので鼠の方かと…)
トークをしているうちに、八巻さんが「そろそろ呼びましょうか」と言うとすでに控え室の下に西原さんが「女性のパターンがない」「寝違えてる」など好き勝手言うので苦笑した国友さんが待機してました。「あ、もう来てますね!」と呼び込むと再びピストルズが流れて国友先生が入場。

八巻「いやー、A先生があんなに書きたがらないとは」
国友「もうA先生は漫画書きたくないんでしょ(笑)」
八巻「さすがの西原さんも止めませんでしたね」
西原「あんなに楽しそうに喋ってるの止められないよ。みっんなニコニコして聞いてるの。心の宝箱だね」
(本当にそうです。私も終始ニッコニコ、あれでニコニコしないなんでおかしい(笑))

西原「寝違えてるよね〜」
国友「ほんと昔から気にしてたんだよ。言われてああ〜っと思ったの! 池沢さとし先生の所でアシスタントしてたから」
西原「やっぱりその系譜か!! 三人の中で誰が一番下手だと思う?」
国友「え?(答えづらそうに)でも一番上手いのは俺だと思うよ」
西原「やっぱりそうなんだ」

再び腕ならしに書いて貰う事に。

国友「俺、これだけは上手く書けるんだよ。サイボーグ009
西原「あ〜。私7人は書けたよ!」
国友「え、俺009しか書けねーや」
(書き始める)
八巻「(連載第一回のVSしりあがり寿の009を見て)西原さん7人書けたって二人しか書いてないじゃないですか! 書けたってこれ矢吹ジョーと一緒じゃないですか! しりあがり先生は書けてるんですよね」
(書いたのを見て)

八巻「これは上手いですよ」
西原「なんか目が違うんだよね!」
八巻「この絵でよく言いますね」
西原「なにその丸い変なの」
国友「こういう銃を持ってるんだよ」
(完成品を見て、一同歓声)
西原「やっぱり目が違うな〜。服の丸いのは?」
国友「もっと大きくても良い。乳輪と同じ(笑)」
西原「書けるんだね」
国友「石森先生の漫画家入門(※アオイホノオ登場の本と同じと思われる)読んで漫画家になろうって思ったからね」

八巻「JUNK BOYで500万部売って」
国友「それがバブルの頃だね」
八巻「100億の男がドラマ化もされて」
国友「100億の借金をいきなり抱える男の話でね。それがバブルがはじけた頃の漫画」
八巻「現在は総理の椅子を好評連載中ということで」
国友「それが大不況の真っ只中。俺が連載してると経済に何かが起こる」


国友「編集に言われたんだよ。国友先生の漫画ってストーリーない方が面白いですよねって」
(爆笑)
国友「色々考えるんだけど、結局ね」

第一戦は総理の椅子にちなんで「麻生太郎」、そして「国会議事堂」

麻生太郎は西原さんは普通のおじさん。国友先生は蛸っぽいけど、似てる。会話が思い出せない…)


西原「こっからはガチで勝ちにいきます!!」
国友「負けるわけないでしょ(初めは強気)」
八巻「それでは総理の椅子にちなんで「国会議事堂」でお願いします」
国友「え〜!?」
八巻「総理の椅子で書いてるから大丈夫でしょう」
国友「書いてるのは俺じゃなくてアシスタントなんだって…」
(※写真がありません。が、二人ともキツい出来。何故か西原さんのにはセックス鳥が…)

西原「あれでしょ? 総理の椅子で女が机の下にいて(自粛)してるシーンあるんでしょ?」
国友「国会議事堂でやってるシーン書いて良いかって聞いたら「それはやめましょう」って言われちゃってさ」

次は人物で「叶姉妹」(A先生の時に断られた)

八巻「国友先生は好きな女性芸能人なんかはいるんですか?」
国友「昔の話なんだけど、アイドルの早見優が好きだったね」
八巻「へぇ〜」
国友「アクションの編集が早見優に会わしてやるから一本書けって言ったの。そしたら、喫茶店で1時間早見優に会わしてくれたの」
西原「仕事で?」
国友「仕事じゃなくてプライベートで」
八巻「早見優さんは何て言われて会ったんでしょうね?」
西原「この人は偉い人だから会いなさいって言われたんだろうね」

八巻「じゃあ次は叶姉妹!」
国友「えー、わかんねぇよぉー」
西原「(叶姉妹の外見の説明をする)」
国友「俺が女性書くと全部同じになっちゃうからな」
(※これも写真無いのです)
西原「ヒントいっぱいあげたじゃん。これいつもやられる人?」
国友「俺は髪型のパターンがロングの色違い、ショートの色違い、巻き毛だけなんだよ」
西原「私アメブロはじめてね。それのトップでいつも叶姉妹がいるから分かるの」

次のお題は「クレヨンしんちゃん

八巻「次のお題は双葉社にちなんでクレヨンしんちゃんです」
国友「え〜」
八巻「10年近くアクションで書いてますよね?」
国友「それは盲点だったな。俺漫画読まないんだよ。西原さんは凄いよね、いっぱい漫画読んでて」
八巻「西原さんは読んでますよ。○○の漫画を読んで毎回感想言うんですよ」
西原「八巻さんも○○が連載始めた時に、キャバクラの漫画で(以下略)を読んだ時に、会社の社長に直訴して「こんな漫画の連載はやめてくれ」ってお願いしたんだよね」
(さすが漫画に熱い男。○○は伏せ字ですけど、よく覚えてない部分もあるのです)
西原「こう、(しんちゃんって)頬が飛び出てるんだよね」

(国友先生のはただの子供w 西原さんは構造は合ってる)

次のお題は「やる気まんまん」のオットセイ

八巻「次はセクシー漫画繋がりでやる気まんまんのオットセイです」
(※若い人は知らないかも?という事でスライドに出す。杉作J太郎さんも映画化しましたね)
八巻「二人とも後ろは向かないでくださいね。見ないでください」
国友「これじゃただのオットセイだな」
西原「アワビみたいのがあるんだよね(※別キャラクター)」
八巻「最近転売されてしまいましてね」
国友「そうなんだ」
(※これも写真がないです。国友先生はオットセイの後ろに女性が…)
西原「構造上胸と足が繋がってないよ」

次はピカチュウ

八巻「アンパンパンとピカチュウどっちにしますか?」
国友「えー」
西原「アンパンマンなら私勝てるよ」
国友「じゃあピカチュウ。うちの娘が好きだったんだよな〜」
西原「うちの息子も好きでしたよ。今はモンハンばっかやってるけど」
(書く。西原さんは案外上手い)

西原「下のはソーナンス!」
八巻「いけちゃんかと思いましたよ」
西原「ソーナンス!」

続いてはお互いのキャラ。

八巻「藤子先生にあんなに断られると思ってなかったからお題が…。何かお客さんありますか?」
西原「お互いの漫画のキャラ書きましょう。国友先生、私の漫画なんか読んだ事ありますか?(凄い優しく)」
国友「ないなぁ〜、俺漫画誌読まないんだよ。さっき映画の予告編見たけど「あざとい」って思った」
(爆笑)
西原「じゃあなんで受けて立ったんですか? あの漫画は読みましたよね?」
(編集部に直接電話をかけてきたらしい)
国友「あれは読んだよ。中華料理店なんかでちゃちゃっと書くんだと思ったんだよ(苦笑)」


国友「俺、西原さんと会った事あるんだよ。それなのに初めましてって言われてさ」
西原「覚えてませんでした」
国友「○○さんのパーティに出た時に一緒になったの。その頃は暗くて今日も怖いなぁって思ってたの」
西原「○○さん酒飲まないからさ。酒飲まないパーティで打ち上げとかなにそれって思ってさ」
国友「○○さんの家出禁になってなかった?」
西原「(自粛)で、夫が怒っちゃって、(自粛)帰ってきたの」
(これはさすがに想像にお任せします)
(で、西原さんは国友先生の「やられちゃう巻き毛の子」を書きました)
国友「書けないなー」
八巻「あの自画像のでいいんですよ?」
国友「あ、それでいいの? それなら前ページに書いてある」
八巻「…これですか?」
国友「うん。怒ってるイメージなんだよね」

(ありがとうございます。どうみても鳥です)

八巻「じゃあ、そろそろぼちぼち時間なので…」
西原「もう一書きしましょう! お腹いっぱいかもしれませんけど」
八巻「どうします?」
西原「さっきパタリロとかお客さん言ってましたよね」
国友「みんな知ってるのがいいんじゃない?」
(お客さんの意見でサザエさんに)
八巻「国友先生、上手いです。でも漫画家の絵じゃありません」
八巻「国友先生って早稲田漫研のあのグループなんですね(※掘りませんでしたが、過去に担当していたおごってジャンケン隊現代洋子さんも早稲田漫研。西原さんの『営業ものがたり』で食べ物の写真を撮るのを言われた八巻さんに「現代洋子じゃないしー」と毒を吐くコマでお馴染み(?)他にも園山俊二東海林さだお福地泡介やくみつる井浦秀夫さそうあきらけらえいこさんなど沢山。補足なげぇー。)」
(二人でサザエさんを書く)
国友「難しい」
西原「髪型が違う! このキャラ総理の椅子に出るんでしょ?」
国友「通行人Aとかだな」
西原「えー。私のは髪型は合ってるよ!」

国友「これは西原さんの漫画のキャラでしょ。あわびちゃんとかにして」
西原「じゃあ使います!」
国友「正解ないの?」
八巻「これはお客さんからの要望なので。誰か正解書ける人いますか?」
(お客さんの一人から正解の絵が!)
八巻「これが正解です。東映の方ですか?」
柴崎「覚えてただけです」
八巻「最高のオチがつきました!」

最後にメーテルを書かせて終わり。で、国友先生のイラストが色紙に入れる。
国友「藤子先生のイラストにちょっとでもかかろうもんなら日本中敵に回しますからね」
国友「うお、危ね!」
(巻き毛のやられちゃう女の子を書いてくれました)
西原さんが最後に自画像とセックス鳥を書いて、国友先生が汗を付け足す。

そして、これをジャンケン大会で奪い合っておしまい。私は一発目であえなく敗退。ズルして復活しようかと思いましたが良心が許しませんでした。しくしく。
「いけちゃんとぼく」の試写会の券や西原さんのフィギュアなどをチケットの番号でプレゼント。5、10と進んでく時点で当るわけなく。八巻さんは100、99と下がるのでこちらもあえなく撃沈。ちなみに私は発売日の時間丁度にはっても106番でしたよ。平日だから真っ正面の椅子席で見れたけど、休日は全員来ると思うんで厳しかったでしょうね。このイベントはせめて真っ正面で見たいものです。


楽しいイベントでした。今週土曜はちばてつや先生ととがしやすたか先生。私は参加できないのですが。次は7月にあるそうなので、できれば行きたいと思っています。さぁ、次はどの大物漫画家を引っ張り出すのか!!
このイベントは西原先生が居酒屋づたいに集めているそうです。楽しみー。長いレポートになりましたが、読んでくださった方有り難う御座います。


ただ思ったのは、「よく知らない」のを書かしても画力もなんもない。せめて知ってるのを書かないと。