日々997 『レポート MOSAIC.WAV 1st Tour 2009「Superluminal Ж MOSAIC.LIVE」(赤坂BRITZ)』

MOSAIC.WAVのライブは初参戦。と、いうかアニメ寄りのアーティストのライブはまったく見たことがありません。アイドルライブでも5年前ぐらいが最後。
ちょっと怖いなぁ、と思いつつ久々にサイリウムなんてのを持ってみました。「ノリノリやん!」というツッコミは却下します。


赤坂というとTBSとか赤坂サカスでお馴染み。どうしても先日終了したTBSラジオの『ストリーム』の事を思い出して切ない気持ちに。明らかにオシャレタウンとはそぐわない方々が陣取っているので分かりやすい限り。私もそそくさと並びましたが。赤坂は外にもロッカーがあるけど、すでに締め切ったらしい。うーむ。開場後のロッカーは時々不安。


開場が30分遅れる始末、遅れすぎです。ドリンクにアルコールがない…、どこかのライブハウスも無くてガッカリしたがドリンクはアルコール欲しいですよねぇ…。この差はなんなのだろう。とりあえず真ん中に陣取る。「詰めてくれ」との事で詰めるとパンパン。これが後に遺恨を残す事に。つーか、柵の下から入って来ないで横から来ないでしょうか、普通。


初めは音声のみの寸劇でスタート。アルバムのジャケットのアンナちゃんを案内役、リスクをレポーターとして起用するラジオ番組形式。アルバムにちなんで「宇宙空間でライブをする」という設定。演出こだわってるなぁ、と感心。最初にライブのタイトルをコールする所は素晴らしくカッコよろしいと思われます。

1.Magical Hacker ☆ くるくるリスク
2.愛の個人授業
3.Love Cheek?
4.Love Cheat!
5.かおりのおくりもの
6.こいはぐ
7.片道きゃっちぼーる

1曲目は「タイトル思い出せないなぁ」と思いつつ聞いてました。どうしてもこの曲はアルバムバージョンだとトークが頭に残るんですよね。なんかモヤモヤした気分で聞く。
に、してもいきなり「オイ!オイ!」とコールが激しいので「わー」と思いつつ。慣れというのは怖いもので段々慣れましたが。後で書くけど場所選びを失敗したなー。
『愛の個人授業』は思った以上にライブ向き。2曲目に持ってくるとは思いませんでしたが。3-4の流れは予想しつつも楽しかったです。名曲!!


『片道』はみ〜こが「くるくる回るプラネット」の部分で回ってるのがカワユスでした。「ふにふに!」とか大声でコールを入れる様子は圧巻!
初めは真ん中の柵前で見てたのだけど、「あかん、呼吸が辛い」と後ろにこの時点で下がりました。もっと早く下がれば良かったと思うぐらい快適でした。
別に狭いのも激しいのも良いけど、後ろは柵で前がパンパン、腕も頭も動かしづらい状況はないわー。柵を潜って後ろに下がったらスペース開けてもらえて感謝。

 8.空から女の子が降ってくる街

モンスターハンターの寸劇。ハンターみ〜こが「ふーるふる降ってくる」を歌ってモンスターをおびき寄せる流れ。この曲は大好きで「いっぱい!」も楽しかった。
見るのが初めてだったのでキャラが分かりませんでしたが、み〜こがテンション上げてかやぴーが流す流れがキチンと出来ていて面白かったです。理解した。

 9.百合星式おゆうぎうた
10.百合星人ナオコサン

恒例のメドレー。ここのMCでみ〜こが小池雅也アニキにマグロをつけたり、ホウキらしき肉球を取り出して(なにそれ欲しい)大暴れ。
かやぴーのキーボードにもアイテムをつけておゆうぎうたの一節を弾く。ナオコサンはそれ程好きな曲ではなかったのだけど、ライブで聞くと良かった。

11.電気の恋人MOSAIC.BROTHERS)
12.キミは何テラバイト?(MOSAIC.BROTHERS)

ここで8bitのキャラという設定でIpodやらDSのバンドブラザーズやらリズム天国を引っ張りだしての演奏。あれでちゃんとしたバンドになるなんて!
アメトークの家電芸人でも同じような事してたけど、あれの何千倍も完成度高し。曲も合ってて良かったです。でも声も機械音にしちゃうと聞き取りづらし。

13.みっくみくにしてあげる(with 初音ミク

言わずともしれた(?)鶴田加茂さんがネギを持って登場。今日が初舞台らしい。まぁ、この曲は嫌でも盛り上がるわなー。MOSAIC.WAVの楽曲のMIXを少しだけ流れたけど、もっと長いのが聞いてみたかったですね。秋頃にMOSAIC.WAV初音ミクのMIXCDを出すそうです。
MCでかやぴーが「秋早いな」と言ってましたがその通り。み〜こは「夏は夏バテで終わる。夏はコミケの三日しかありません!」と仰られてました。さすが。

14.LOCAL JESUS

まさかの生音ストリングス! すげー良かった。これだけはじっくり聞いていたかったかも。
ただこの辺りは演出が懲りすぎてたり、ゲストを挟んだりしたから間延び感というか、すぐに曲の間が空くので集中力が途切れる気がしました。
「あれー、もう終わりー」感は少しありましたので。その分、曲を聴けると良かったかもしれませんね。それは好きずきなのでしょうけど。

15.洗脳・搾取・虎の巻
16.ギリギリ科学少女ふぉるしぃ
17.魅惑のツンデロイド
18.妄想網ЖSuperluminal

盛り上がる曲をエンディングに向かって詰め込み。「ここでツンデロイドなんだ」と不思議な感じもしましたが。楽しかったですけどね。
特に妄想網は今回のツアータイトル、演出、全て相まって爆発した感じで楽しかったですね。すげーすげかった、という感じ。

アンコール1
19.最強○×計画
20.がちゃがちゃきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト
21.Amusement Pack

定番曲。○×計画では学ランの応援団の演出と相まってみ〜こが正拳突きをかましておりました。「すもも!」のタイミングが初めてだと難しー。
もうこの辺からは完全に会場とお客が一体化してて楽しかったなー。楽しかった、という単語を連発してますが本当に楽しかったんだもの。
最後の『Amusement Pack』はライブの中でも特に楽しかったなぁ。特に最後の「あみゅーずめんとぱっく!」は楽しい。曲調も楽しいし、

アンコール2
22.ぱんちゅありー
23.Space! Wave! Akiba-Pop!!

この曲をアンコールに持ってくるのか、という感じ。正直、パンツを振り回してる方にはちょっとヒキ気味。しかも近かったし…。でも楽しかったなー。
個人的にはやらなかった『にゅーすたいるおんらいん』が聞きたかったんですけどね。それは残念ですが、次のチャンスを待つとします。でもタダのアルバム曲だしなぁ…。
最後のSpaceはもう鉄板中の鉄板ですね。「1.2,Jump!!」で盛り上がらないわけにはいかんでしょ、そりゃ飛ぶよ! 「あー、終わっちゃうんだな」と寂しい気分になる。


非常に楽しいライブでした。ただMC遮ってまで叫ぶ人(内輪で盛り上がってる感じが…)、太鼓のバチだかを叩く人(耳痛い!! 大量のサイリウムやらなんやらを「どれにしよう」と声に出したり、一人で喋ってる部分は自重していただきたい)、見事に最後の円盤を取ろうと私にタックルをかましてきた人(全部同一人物)が少し影を残している。ライブは色々な楽しみ方があるし、自由だけどその辺は周りに気にさせない楽しみ方ができるといいなーと思いました。


今更ながら2ちゃんで話題になったので追記。拍子木は隣、近隣だと本当に耳が痛い。アンコールの最中私はずっと耳を塞いでました。「静かに叩けば良い」とか遠くにいたから言える事。
前の人が注意しても時間がたったらまた叩き出すし。「アンコール」じゃなくて間に「それ!」と煽る事だけを目的にしてるのも同じように違和感を感じましたけど。
あれ地獄だぞ、真横でやられると。本当に。