漫画な話145 『頑』

引き続きエヴァ。4thチルドレンの話は精神的にキツい。

がんばれ!消えるな!!色素薄子さん 1 (IDコミックス REXコミックス)

存在感の薄い色素薄子さんの日常を描いた漫画。一部4コマ基本はショートショート。一応コメディタッチではありますがギャグは薄めですかね。『スケッチブック』のギャグを薄くした感じ。
絵も話も癖がないので嫌いな人はいないでしょうけど、個人的には普通の平均点作品でしょうか。画子など薄子さんの友人関係の書き分けが弱いのも気になる。キャラも少し弱いかも。
（画子ちゃんなんかは強烈だけど、暴走キャラと思いきや弟との話だとドSだったり、イメージが合わない部分が。雲ちゃんはキャラが弱いと思います。蛇キャラが生かされてないのが勿体ないと思うのよね。薄子さんの良き理解者としての二人の立ち位置は良いと思うのですけど）
「痛い話、疲れる話」が苦手な私としては薄子さんの何気ない幸せな日常は癒されます。画子ちゃんとの「日常を楽しむ天才」の話は好きです。暖かいハートフル漫画。
少年誌でこういう話を堂々と出来てる、というのは貴重。良い話、に属する話だと思うのだけどそれがワザとらしくない、露骨じゃなくて読みやすい。手放しにお薦めはしませんが好きです。

機巧童子ULTIMO 1 (ジャンプコミックス)

見事な武井宏之漫画。まだまだ種まきという感じでこれから面白くなってくる予感です。に、しても武井先生はマンキンを通してショタと女子の描き方が神がかってきましたね。
過去の時代が反映されていたり、ウルティモが変形したり、と意図的なのか武井漫画のユンボルやマンキン、仏ゾーンの要素も反映されている気がします。続きが楽しみ！