漫画な話156 『はじめてのあく・タッコク！・ぐーぱん！』

はじめてのあく 2 (少年サンデーコミックス)

悪の秘密結社の少年と同居する事になったラブコメの第2巻。第1巻よりもコメディとして面白く読めるのはキャラが固まってきて大分動きやすくなってきたからでしょうか。
キョーコさんを掘り下げる話が多くて暗黒期の話、お母さんの話、暗くなりそうな話があまり暗くなくて読後感が良い爽やかな話になってて良かったですね。素敵です。
キョーコが癖っ毛を結局直さないとか、貧しい体のラインとかフェチズム溢れてて大満足。あとは東雲さんが凄い好きです。一番好きなキャラかもしれん。ノリが良くて可愛いよ！

タッコク!!! 1 (少年サンデーコミックス)

福地翼最新作。卓球で負けると相手と付き合わなくてはいけない、というトンデモ漫画。ノリが良くて、感情がしっかり描かれているから読みやすくて面白い。
あとは、格段に画力が上昇してて変なスタイルがないのも特徴。うえきは時々体のバランスが時々崩れてたんだけど、それがないのは大きい。女の子は可愛いし。
ただ、ちょっとギャグで通しすぎ。一言「無理でしょ！」とかツッコミがあれば違和感が解消されるのに。腹話術は腹話術じゃないし、必殺技封じただけで相手に勝てる理由分からないし。
ガクが才能があっても素人設定なのに。必殺技を封じただけで勝てるなら全然素人じゃない。なんかその辺の違和感というか、重箱の隅が気になります。面白いんですけどね。

ぐーぱん! (2) (まんがタイムKRコミックス)

不良だと思われてる小さな女子高生の生活4コマ…なんだけど、2巻は不良設定消えててほぼただの子供と化してます。このぬるま湯感は心地よいですね。
子供っぽさが異常な程で面白いんですけど、時々まともな一般人目線が出たり、ただのアホの子だったり、色んな一面が見れて面白い。頭空っぽで読めますよ！
しかし、どの子も元々等身低くてロリっぽいから高校生に見えないなー。閉鎖的な三人に第三者的に赤城さんが入るのが新鮮で素敵です。やったね。