日々1031 『早稲田松竹「今敏追悼上映」へ行く』

なんか日々も久しぶりですね。


高田馬場早稲田松竹今敏の追悼上映を観てきました。お知り合いの方とラブラブデートだよ! 男だけど! 30分前ぐらいに到着しましたが朝一の上映だからか思ったより人入りは普通。結局、開始時には立ち見が出るほどの盛況でしたけど。端でも見やすくて見やすくていい感じに狭い会場でした。
…と、いうか全部入れ替え制だと思ってたんですけど3本まとめて観れたんですね。2本目から観ようとした人いるでしょうね。カワイソス。


『パプリカ』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の3本を観ましたが、実のところ私は今敏の作品を見たことがなかったりして。MAGネットで特集を観てずっと観たいと思ってたのげ今回の特集は願ったり叶ったり。あとは『PERFECT BLUE』が観たいですね。


『パプリカ』…アクション娯楽大作。しつこい部分はあるも楽しく観れました。こーいうサイコホラー作品の部分をもっと強調した作品を見たかったですね。最後の方の展開は走りすぎというかなんというか。
千年女優』…「あれだなー」と思った。中途半端に尽きる。ビジュアル的には凄いし、美しい。でも、なんか達成されてない感がモヤモヤする。最後の「あの人を追いかけてる私が好き」という事を描くために90分以上観てたのかなぁ、と。現実と舞台のリンクは面白いし、地震が現実と舞台を繋ぐキーワードになってるのも興味深いんだけどなぁ…。
『東京ゴットファーザーズ』…面白かったーが最大の些事だと思います。ご都合主義の展開はリアルなホームレス感と聖夜の奇跡ってことで納得しちゃえばいいじゃん。なんか既視感がありましたけど、一番好きな作品です。


今敏監督の作品に劇場で触れることができたのは嬉しい。せめて、もっともっと色々な作品が見たかったです。黙祷。


その後は相方さんとロリについて議論しました。やったね。