2010年の忘れ物 4コマオブザイヤー"外"の最終巻たちに花束を
あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。手前味噌ながらご挨拶でした。あまりにも典型的すぎる挨拶で陳腐すぎる管理人の個性のなさが泣けてきます。やったね。
4コマオブザイヤーは非常に高い反響を頂きまして有り難い限りです。私の自薦ではなく、多くの投票者に参加していただいてこその結果であり皆様に感謝です。今回散々「3つなんて選べるわけがない! 3つなんて少なすぎる!」なんて言われたわけで。(※3つなのは主催がレビューをつける作品のキャパに限界があるからです。)で、選出外の面白い単行本が多々あります。今回は完全に私の自薦で「4コマオブザイヤー外の最終巻」について書きたいと思います。
- 作者: 未影
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/06/26
- メディア: コミック
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浪人生をメインにする以上、それは明るい未来だけが想像できるものではない。でも、友達がいて家族がいて仲間がいる。それだから頑張れるという、暖かな空気が伝わってくる。きらら作品屈指の秀作であり、未影が持つ絵のポップさと合わせてお薦めです。
二丁目路地裏探偵奇譚 (4) (まんがタイムKRコミックス)
- 作者: コバヤシテツヤ
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/07/27
- メディア: コミック
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とにかくキャラクター感のバランスが良くて楽しい! ちょっと格闘ゲームっぽい、一応敵同志という設定がちょっと新鮮。所長とショコラのちょっとしたラブは見所、それを壊そうとする人造人間のエミリアとの三角関係が楽しい。個人的にショコラが本当に大好きなヒロインです。
- 作者: 御形屋はるか
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/10/07
- メディア: コミック
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『ぽてまよ』に感じられる若干のシュールテイストは今作品では抑え気味であり、過去の作品群の中では最も馴染みやすい。主人公が悩みつつもはなたま、双子のお供との交流を通して成長していく様子は微笑ましい。屈指の名最終回である最終回は切なくも優しい。
- 作者: カワハラ恋
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/11/06
- メディア: コミック
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ゆるい日常4コマという感じで他の4コマと比べ際立った特徴はないが、リアル具合とディフォルメ具合のバランスが良く読んでいて飽きない。メイン2人のオタクとだめな子がメインだが、それに花を添える2人が上手く作品のバランスをとっている。エノちゃん可愛い。
わびれもの (バンブー・コミックス MOMO SELECTION)
- 作者: 小坂俊史
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/05/27
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- 作者: 重野なおき
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2010/06/15
- メディア: コミック
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(※この作品はおそらく続刊出るはずです。雑誌の消滅が怖いので今書いただけです。)