日々570 『レポート THE PLAN9 vol.19『7-8×4月』』

下北沢の本多劇場へ『THE PLAN9 vol.19『7-8×4月』を見に行ってきました。生で初めて見るザ・プラン9
下北沢に来るのじたいが2年ぶりということでなかなか懐かしい。実際演劇を見るのは初めて。


今回は野球の話。銭湯の三人息子と一人娘が大手銭湯に地上げされる草野球場で最後の試合をする(かなり簡略)
私は久馬さんと覚王山の脚本の違いを比較する気はないので、あらかじめ。弁斗に比べると笑いが多かったのは良かった。


今回は開演の前にかかっているBGMが野球関係。ユニコーンの『デーゲーム』がかかり、それがだんだん大きくなって開演。
ユニコーンファンの私は思わずニヤリ。そんなこんなんで本編スタート、オープニングの演出は相変わらず良いなぁ。


ヤナギブソン氏演じる充がなかなか随所でいい味を出してるのだが、途中で言われるまで中学生だと分からず少しキャラに入り込めなかった。
(パンフレットにはだいたい書いてあるができればそういう予備知識はいれずに見たかったので見なかった)まぁ、たいした問題じゃないですが。
なだぎ演じる湯島新太郎が主役という割には出番少なかったまぁ、ギャグも少ないし。カメッツ側でも地味な役でしたし…。


二つの球団の裏側をやるというのはなかなか面白かった。特にカメッツ側の浅越ゴエ氏のキャラは最高。オチはともかく、試合途中のこっちも見たかった。
ギブソン・チャドのアメリカ兄弟も良かった(久馬のブログのおかげかw)。つかさ氏の中国人といい、なかなかのイカれ具合でした。
全員でタッチを歌う流れは面白かったわー、ふりつけがほぼ完璧だったし。ゴエ氏が声が出てない気がしましたが。


全体的に一番笑い的にキレてたのは久馬さんでしたね、随所でそれに対してギブソンの反応がおもろかった。
おもろいんやけど、ストーリー的に微妙だったり、ありがちな感動ネタが多かったんがマイナス。弁斗に比べると全然良かった。
全体的に面白かったです、一番インパクトがあったのは「バットを避けるなだぎ」「久馬さんの一人遊び」「タッチ」ですかね。
掴みの戦闘シーンも面白かった…あれは誰だったかな。全体的にジパング上陸作戦のチャド氏は(相方もまぁまぁ)良い味を出してた。


なんか某巨大掲示板とか見てると凄い酷評なんだよね、不満な部分も分かるんですけど(具体的には書かないものの)
演劇的なのを強くしているせいか、演劇に関するものは本業に比べ拙く見えますけど。それが不満で楽しめない、というのはなかった。
で、次は5月にコントライブ、8月に本公演。チケットが取れるか分かりませんが、行くでしょう。楽しみです。へいへい。