日々951 『レポート:パンク侍斬られて候』
もう大分日にちが経ってしまいましたが下北沢の本多劇場へ『パンク侍斬られて候』の千秋楽公演を鑑賞してまいりました。
千秋楽ということで座敷の臨時席まで出る盛況ぶりでした。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/10/01
- メディア: 文庫
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賛否両論らしいですけど、馴染めない人には本当に馴染めないだろうし、途中からの展開も意味不明ですよね。私は嫌いじゃないですけど。
原作が元々情報量が多いのでカバーしきれてないのが勿体ない。例えば猿のシーンとか猿がどういう生き物なのか殆ど説明ないですもんね。
笑わすのか、真剣にやるのか中途半端な印象。カリカ林と福田転球さんの演技に救われたという感じ。それでもスピード感あるから楽しく見れるんですけど。
掛十之進(山内圭哉)VS真鍋五千郎(福田転球)だけは原作以上で一番笑えたし良かったです。転球さん初めて観たけどすげーや。
なんにしても、これは小説もそうだけど最後のシーンだけで満足できるんですよ。「こんな世界だから譲れないものがあるのよ」という一言で十分。
あの台詞は大好きです。OPのダンスはもう一度観たいカッコ良さ。山内さんはカッコよろすですがPiperファンからすると腹筋さんが本当にチョイ役で残念。