漫画な話155 『クレヨンしんちゃん』

自殺とか事故とか、何を下らない事を言ってるのか理解に苦しむ。ろくに作品も読まないで批判してる人もね。もっと大切な事があるだろう。臼井儀人先生のご冥福をお祈りします。


どうしてもクレヨンしんちゃんは映画、アニメの観点から語られる事が多いけど(勿論私はアニメも映画も大好きです。デジタル化してからは見る機会が減りましたが)漫画を評価するべき。
あらゆるジャンルをパロディ化して自分のジャンルの持っていくのは強引な部分も多々あれど、天才的な部類だったと思います。世界観を殆ど破綻させる事もなく。
臼井先生の漫画は下らなくて面白かったです。ただ、私はクレヨンしんちゃん以外の作品は『スーパー主婦月美さん』しか読む機会がなかったんですけど。
初期の不条理チックも好きですが、作品に一環してある根底にある明るさ、前向きさ、暖かさは他の漫画にはあまり見受けられない物だったと思います。アホらしいくだらなさも含めて。
こういう漫画は作ろうとして生まれるものじゃないし、唯一の存在として改めて評価するべきだと思います。とか書いたけどとにかく大好きでした。ありがとう。


今度映画とか漫画本体についても改めて書きたい。言いたい事は「オトナ帝国&戦国」以外の映画も素晴らしいという事。カスカベボーイズ以降は置いといて…。