日々1037 『レポート サンドウィッチマンライブツアー2009〜東京公演〜〜新宿与太郎狂騒曲〜』

三年連続の参戦。今年は去年、一昨年とうってかわって新橋にある「ヤクルトホール」に行って来ました。入るとデーンとモデルが歩くための道が真ん中にあります。
綺麗だし良い会場なのですけど、去年までを思うと小綺麗すぎる印象。真ん中なら良かったんですけど、私は端の方で正直見づらい会場でした。設計が親切じゃないなー。
物販はTシャツが三枚(サンドウィッチマン、何言ってるか分からないの二つがローマ字表記のに、伊達の落書き)あとはクリアファイルがありましたかね。いい出来です。

1.OP映像

今までだと一ネタやってから映像に入る構成でしたが、今回はOPで普通の単独ライブみたいでした。公園で遊ぶ二人の映像。最後に「サンドウィッチマン単独ライブ、スタート!」で開始。

2.漫才

例によって漫才。今回はフリースタイルでOPトークが長め。いつものコジマさんいじりをやって、差し入れに和菓子が多いという話、アンケートの話など。
昨日はコジマさんイジリがなかったらしい、見つからなくて。もう関根さんじゃないけど、無いと物足りないよね。コジマさんはライブの恒例行事ですよねー。
それから漫才。色んな番組に出たい、という話で『キューピー3分間クッキング』に出たいという漫才。テーマ的にも、結構オーソドックスな漫才でした。
なんか序盤だからか噛みまくってましたね。二人とも噛みまくってました。

3.映像(富澤の誰かを信じる旅.1)

VTR打ち合わせ。「誰もやらない事をしよう」「牛の丸焼きとか」は面白かったなー。伊達が富澤が人を信用してないという流れからある場所へ連れて行き…。

4.不動産

新ネタ…なのかな? こういう店設定コントはサンドに多いのであまり新鮮味はなく。

5.映像(富澤の誰かを信じる旅.2)

信じない富澤に信頼してもらうために、身を委ねるバンジージャンプを飛ばせる伊達。単独ライブのお知らせの垂れ幕を広げるが…。苦手にしてはあっさり飛んでたのに驚きました。

6.何でも知っている男

おそらく去年同様伊達が書いたコント。イマイチ!

7.ヌータングーボ.1

富澤、モデル俳優の村上くん、大木凡ちゃんで恋愛トークをする映像。

8.マスター

バーテンの伊達の元に来る迷惑な客富澤。このコントが滅茶苦茶面白かった。今まで消化不良なのがぶっ飛ぶコントでした。「バナナオレ、バナナ抜きで」がもう最高。
最後のオチも別に新しいわけじゃないんですけど、見せ方が凄い軽くて良かったです。今まで見たコントの中では一番面白かったかもしれません。富澤の雰囲気が凄く良い!

9.ヌータングーボ.2

トーク。続きはDVD。

10.哀川町

哀川シリーズ! 今までで一番面白かった哀川シリーズじゃないでしょうか。今回はマネージャーと哀川の正当派コント。普通に芸人とマネージャーとのコントでも面白いと思う。
「Vシネの帝王がバイトするのか?」が面白かった。あと「ナンデダー」もモノマネでちょくちょく挟んでましたね。このコントも滅茶苦茶面白かったなぁ。当たり!

10.伊達・富澤モテるのはどっちか?(前編)

アリケンとかでやってるどっちがモテるか表参道で調査。富澤が全員を占める中、変なおばちゃんと外人の人が伊達を指名。不思議な雰囲気を醸し出してました。

11.ショートコント

これは無条件に笑えた。特に「指揮者だったの!?」は好きだなー。本来なら「アーメン」という場所で普通に「ラーメン」と答えてしまったのは笑えた。伊達が「ラーメンなのかよ!」ってツッコミ入れようとしてるのに…。二回目をやらされてて面白かったなー。

12.伊達・富澤モテるのはどっちか?(後編)

後半は二人が変装してのコントになってました。富澤の女装で爆笑。しかし良い意味で質の悪い映像だった。さすがサンドって感じです。

13.素晴らしい日本語

これがとにかく長くて、押しに押して30分近くやってたんじゃないかな。伊達が「大人の」「夜の」「秘密の」に言葉をつければどんな言葉でもエロくなると解説。
客席に富澤が降りて「トマト」とか「話」とか子供に聞いたのしか覚えてないけど。私はどう考えても来れない位置にいたので手をあげるのは諦めました。
それで、伊達が書いた「普通の小説」を読むという企画「運動会」…下ネタっぽく聞こえるんですけど、普通の小説。女性に読ますというセクハラをしてました。
女性も女性で期待に応えてくれて全員が全員意識して笑ってました。これ下らなすぎて最高でした。こういうのが出来る限りサンドは安泰ですね。やった!!

14.ラジオ

二年前の単独にあったラジオコントが復活。でも、周りは好評でしたが私はそこまで笑えず。伊達のボケというのが好みに合わないのかもしれません。

15.みどりな窓口

このコントもオーソドックスなベタネタを連発してたけど面白かったです。


押しに押して、これが終わった時点で20時30分近くでした。去年は正直イマイチな新ネタが多い中、今年は凄い面白かった! 去年は忙しかったでしょうし、十分なのでしょうけど。
漫才、コントだけでなく日本語の企画で爆笑させて貰ったし。こういうのも出来ると大分サンドはこれからも楽しみです。物販で初めてTシャツ買いました。あんま売れてなかったけど!
来年も楽しみー。カーテンコールで「キングオブコントは遊ぶか本気か迷ってる」って言ってました、真面目に。「哀川町やろうか」「それもいいんだよなぁ」って。
M-1も取ってるし、キングオブコントも本気で取りに行くよりは遊んだ方が良い、とも思ってるんでしょうね。あんまりガツガツしてるのもなんだし。まぁ、本気でしょうけどねー。