音楽10

『OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS』奥田民生のレビュー。

1枚目は過去の音源が多い通好みのアルバムになっていますね。
『愛のために』『息子』『コーヒ−』『悩んで学んで』『恋のかけら』『イージュー☆ライダー』のシングル収録。


『コーヒー』は通常よりテンポが高いロックverでシビレル。CDテイクがまったりならこっちはまさにロックンロール。
あー、『愛のために』はtourビデオ収録と同じテイクで途中歌が飛んでるんですよね。歌にいくまでの1分ほどの煽りがいいんですがそこが残念。
「もっといいテイクあったろ?」というのがちらほらと見当たるのが残念・・・。


1曲目が『それはなにかとたずねたら』 アルバムがはじまると同時に「なんでこの曲から?」とも思ってしまう曲。
『人間』『人間2』と民生の人間賛歌はすばらしい。いや、人間賛歌ではないが奥田民生という「人間」を歌った名曲。
ライブ盤ではCD音源と彩色がないですがライブの実況間が出てて曲を違う形で深いものにしています。
『カヌー』はCD音源よりかなり聞きやすくなっている。歌いまわしと音がこっちのほうが合ってます。
『イージュー☆ライダー』は音はいいんですけどサビで最後に「眠らない体を すべて欲しがる欲望を」とどんどん高くなってくのがあまり感じられないのも残念。
若い人にはさすらいと並んで一番知られている曲ですがCD音源を薦めてしまいますね。残念無念。



基本的にマスタリングがいいんでライブを切り貼りしてる違和感はなし。ファン以外もヒットしたシングル曲が多いし満足できるかと。
(2枚目に続く)