音楽181 『comp/奥田民生』

奥田民生の半年振りのミニアルバムです。FAILBOXぶりのミニアルバムですが捨て曲なしの7曲入りです。
今回MTR&Yということで初のギターがOT一人です。全部同じメンバーでアルバムをまとめているのも初。初モノです。
後でも書いてますが『LION』とセットで聞くのが一番良いと思います。ポップな曲が足りないので中毒性はあるものの物足りなくなります。
ギターが一人というのも影響してると思うのですがどこか余裕がないような気も。これはライブで確かめたいところです。


『ギブミークッキー』
歌詞がエロいと深読みしてしまうのは誰もが同じでしょうか。クッキーには婦女のような意味もあるそうで。
重いヘビーロックです。べースの小原さんやドラムの湊さんの得意な音の特徴がよく出てますね。
湊さんはスカイウォーカーのようなまったりした曲(あれもミディアムテンポなドラムが印象的ですが)よりもこっち系の音のほうがあってますね。
月曜後に〜土日の後に〜!でマイラジを想像したのは私だけですかねぇ。


『快楽ギター』
言わずともレッドツェッペリンの『ロックンロール』です。んがっくわ。
チャック・ベリーとかエルヴィスの流れも風習した感じ。O.P.KINGの『ロックンロールが必要だ』よりも突き抜けましたね。
民生はライブでやるために曲を作ってますがこれもある意味その究極系ですね。


『べビースター』
広島の弾き語りライブでやった新曲です。古くは『ツアーメン』よろしくライブをやる気持ちを描いた曲です。
今回のアルバムは息抜き、というわけではないですがもう少しポップな曲が欲しかったところでしょうか。
今の民生の音楽性がでてますね。『ツアーメン』は股旅の雰囲気を強襲したポップな曲でしたからなおさらそう思います。


『細胞』
イオン。


『海の中へ』
入水自殺の曲なんですがあっさり歌いすぎですw いい意味で民生らしいですね。
PVのサイケなイメージがついてしまってしょうがないです。聞くたびにあのおかしな風景を思い出してしまいます…
思うことは今までの日本語英語じゃなくて英語を普通に歌うようになりましたねぇ。そこらへんで遊んでません。


『スタウダマイヤー』
大名曲。弾き語り調なのですがなによりも歌詞が素晴らしい。傑作。
現実的なんだけど凄くロマンチックな曲。人生を地図にたとえてる、と解釈しました。
最近の民生は曲もいいけど歌詞も素晴らしいのが嬉しい。投げやりな曲も多いけど(苦笑)


『船に乗る』
これはまだ良さが分かりません。若いからでしょうか。