日々1089 『ももせたまみ以下略』

前々回にももせたまみマンネリズムについて書きましたが、『ももいろスウィ〜ティ〜』が最終回を迎えました。展開を急いでいる感じは以前からあったのですけど。
それでもいきなり終わった感が拭えない。『ももいろシスターズ』は準備して準備しての最終回でしたし、恋愛もじっくり書いてたんですよね。それだけに違和感がある。
本当は夏海とお肉屋さんの恋とかじっくり書きたかったのではないか、冴子さんの話もついで感があって正直な話「なんだかなぁ…」という感想です。
最後の急いで急いで夏海が肉嫁になるのも間に合わせ感がありました。まぁ、その中で加藤先生がいつも通りだったのだけが救いではありましたけど。
結局、最後まで「説明されない違和感」がある漫画だったな、と。夏海の父親は誰なのか、どうして高校生で産むはめになったのか、その説明がまったくなかった。
加藤先生がいきなり高校教師になった辺りも「?」でしたし(ももシスでは中学教師でした)置いてけぼり感が最後まで付いてまわった。私だけかもしれないけど。
カドちゃん、加藤先生、冴子さん以外のキャラが最後まで馴染めなかったなぁ…。掘り下げが浅く感じた。みんなファミリー的な感覚があるももせ漫画なんですけどね。
高校生なのに、みんな幼いというかももせ絵のロリ化が異常に進んだのもキャラクター形成に影響を与えたんじゃないか。学生キャラはみんな精神年齢低かったですし。
ヤングアニマルで新連載をするのかも怪しいですし、なんだかこのまま活動を縮小してしまうのではないか、と私は危惧してます。